motoGP日本グランプリ2016
毎年この日がやってきて、今年もあと僅かということに気づかされる。
はい、お世話になっております。笛です。今回はロードレースの世界選手権にあたるmotoGPについて書いていこうと思います。私がmotoGPを見始めたのが一昨年の今頃、ちょうど栃木で日本グランプリがあったころですね。もともと、バイクは好きだったんですが、動画サイトでみたmotoGPがとても格好良くてすぐにはまってしまいました。
今年はホームストレート前のチケットを買ってたのですが、予定が入り泣く泣く譲ることにしました。
今日は予定を済ませてからvideopassで観戦。moto3の途中から観戦しました。
私が応援するのはレプソルホンダのマルク・マルケス選手。一昨年私がmotoGPにハマり始めたときのチャンピオンでした。年齢が同じで誕生日も近いことからファンに
ならないわけがありません。
一昨年は破竹の勢いで他を圧倒し、日本グランプリで年間チャンピオンを決めたわけですが、翌年は転倒も目立ち、あまり良いシーズンではありませんでしたね。今年は逆にポイントを無理せず拾い、イケるときは勝ちに行くというような、大人の戦いをしていた印象が強かったです。
本人曰く、一昨年よりもプレッシャーが重かったとか。
さて、前戦までで総合2位のバレンティーノ・ロッシとの差は52pt、総合3位のホルヘ・ロレンソとの差は66ptで日本グランプリを除いたら残りはあと3戦です。
1位は25pt与えられるので3戦の最大獲得ptは75ptとなり、マルケスは今日2位に76pt差をつければ年間チャンピオンの確定というわけです。しかし、その条件というのが
①マルケスが1位
②ロッシがノーポイント
③ロレンソが4位以下
というもので、さすがに今回はまだ決まらないなと思っていました。
土曜日の予選でロッシが最速時計を記録しポールポジション。なんとこれで歴代最多ポールポジション獲得数がマルケスロレンソロッシ三人横並びになったのですね。マルケスはキャリア年数に比べて早すぎますし、ロッシはキャリア年数に比べたら遅いかもしれませんが、最多勝利数ではダントツので、決勝での自力の強さを感じます。ロレンソは安定して獲得てきたという印象です。
さて、決勝が始まり早速この3人がトップ争いを繰り広げます。すると一番手に出たマルケスが徐々に2位と差を広げ始める。すると数周後にロッシが転倒。これが一番の驚きでした。Twitterでは世界中のロッシファンの阿鼻叫喚。なにせ、motoGPファンの7割くらいはロッシファンで構成されてますからね。サーキットに行くほとんどロッシカラーです。
これはマルケス年間チャンピオンあるんじゃないか?と期待しますが、そこにロレンソが立ちはだかります。ロッシが転倒した今、
マルケスのチャンピオンを防ぐにはロレンソが表彰台にのるしかありません。ロレンソは単独2位だったので、無理はしないだろうと見ていましたが、後ろから迫るドヴィツィオーゾ。ここでプレッシャーを感じたのかはわかりませんが、ロレンソも残り5周を残して転倒。あっさりと②③の条件を満たしてまいました。
最後の数周を無理することなく走りきればマルケスの年間チャンピオン決定です。それはもうドキドキでしたね。「頼む!頼む頼む!落ち着け!」と心の中で繰り返す笛。
とうとうそのときが来ました。マルケスの年間チャンピオン決定の瞬間です。
去年シーズンを見てただけに我が身のようなうれしさです。同い年とは思えない活躍ぶりに尊敬するばかりです。
moto3では尾野選手が初めての表彰台!喜んでいたら最低重量規定に引っかかり失格・・・moto2では中上選手が4位と善戦.表彰台を見たかった・・・
なにはともあれ、年間ちゃんピンおめでとうございます.これからもマルケスを応援し続けます。あとできれば今回使用したヘルメットのレプリカを出してください。ほしいけど,後ろの「観戦客万来」はステッカーを貼ってアレンジしたいですね.